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中国、宇宙の平和的利用を強調

2011-12-29 16:58:09     cri    

























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 中国政府は29日、「2011年中国の宇宙開発」という白書を発表しました。この白書は「中国が国の戦略目標を巡り、自主革新を強化し、開放と協力などを拡大し宇宙開発事業の急ピッチな発展を推進する。また、国際社会と共に、平和で、クリーンな宇宙空間を守り、人類の平和と発展という崇高な事業を推進するため新たなより大きな貢献をしていきたい」と書いています。

 この白書は、中国政府が発表した三つ目の宇宙開発についての白書で、前言、発展の趣旨と原則、2006年以来の主要な進展、今後5年の主要任務、発展政策と措置、それに国際的な交流と協力という6つの部分に分けられており、全文は1万字に及んでいます。

 この日、国務院報道弁公室で行われた記者会見で、国家宇宙局の張煒報道官は、「中国の宇宙開発技術の全体的レベルは大幅に向上した。宇宙開発による経済的、かつ社会的な効果は明らかになった。これと同時に、宇宙開発事業の発展は、国の戦略的な新興産業の進歩をもたらしている」と述べた後、「中国の宇宙開発事業の急速な発展は、中国の宇宙開発についての研究、開発と応用能力の向上を実現させたほか、IT産業、マイクロエレクトロニクス、新材料などの分野の新技術の発展をもたらし、天文学などの学科の発展や宇宙科学と技術の応用を促進している」と語りました。

 この白書によりますと、中国政府は、宇宙開発事業を国の全般的な発展戦略の重要な一部分とし、平和のために宇宙を探査し、開発することを堅持してきました。2006年以来、中国の宇宙開発事業は急速に発展し、有人飛行、月探査などのプロジェクトが大きな進展を見せました。

 2006年から今日まで中国の長征シリーズ搭載ロケットは67回打上げられ、79個の宇宙探査機などを予定の飛行軌道に乗せました。有人飛行船「神舟7号」に乗った宇宙飛行士が始めて宇宙飛行船を出てテスト活動をおこないました。そして宇宙ステーションに向けた無人実験機「天宮1号」と宇宙飛行船「神舟8号」は、宇宙で中国初のドッキングに成功しました。また月探査機「嫦娥1号」は軌道を精密に変換させ、月周回という目標を実現しています。

 2006年以来、中国は国際的な宇宙開発分野で、いろいろな交流と協力を行い、多くの国、宇宙機構や国際組織と宇宙の平和な開発と利用に関する協力協定や覚書に調印しました。また、国連と国際組織のプロジェクトにも参加しました。2006年以降、中国はナイジェリア、ベネズエラ、パキスタンに通信衛星を輸出し、ボリビア、ベラルーシ、インドネシアなどの国とは通信衛星の輸出に関する契約を結びました。

 国家宇宙局の張煒報道官は、「宇宙開発の分野で中国は世界各国との関係を強化し、特に発展途上国に良い製品とサービスを提供したい」と述べた後、「中国の宇宙開発分野の技術は成熟したものとなり、中国の衛星や搭載用ロケットは安全性が高くて価格が安い。中国は、宇宙の平和利用と互恵の共栄を前提にし、多くの国、特に発展途上国に製品とサービスを提供したい」と強調しました。(任春生)

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