フィリピン国家減災委員会は20日に台風30号による死者が4000人を超えたことを明らかにしました。
今月の8日と9日、フィリピン中部地域は東部から西部にかけて台風30号に見舞われ、深刻な被害が出ています。フィリピン国家減災委員会の災害状況報告によりますと、現地時間20日の午前6時現在、台風30号による死者は4011人、負傷者は1万8000人、行方不明者は1600人余りにのぼっています。
フィリピン国家減災委員会のロサリオ委員長は「台風30号により倒壊した家屋は64万8000棟にのぼり、インフラ施設と農作物の経済的損失はおよそ2億7500万ドルだ。現在、被災状況が最も深刻なレイテ州タクロバン市の空港は現在も一部運休状態だ」と述べました。(hj 吉野)国際・交流へ
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