このほど、4人の大陸船員と2人の台湾船員を乗せた台湾の漁船が鹿児島県付近の海域で不法漁労の疑いで日本側に拿捕されたことを受け、中国外務省の洪磊報道官は8日、北京での記者会見で、法に基づいてできるだけ速く公正かつ適切に処理するよう日本側に求めました。

　洪磊報道官は「事件発生後、中国の福岡駐在総領事館は日本側と連絡を取り、日本の関連部署に、これら船員の安全と合法的権益を確保した上で、法に基づいてできるだけ速く公正かつ適切にこれを処理するよう求めた。現在、これら船員の健康状態はよい」と述べました。

　洪磊報道官はさらに「中国外務省と福岡駐在中国総領事館は引き続き事件の処理状況に注目し、これら船員に必要な支援を提供する」と強調しました。（ヒガシ）