中国外務省の華春瑩報道官は1日、「10・28テロ攻撃事件は、テロリズム勢力があらゆる手段を使って、上海協力機構(SCO)の安定と発展を破壊しようとしている証だ。中国は各方面と共に、テロリズム、極端主義、分裂主義の『3つの勢力』の取り締まりに力を入れ、地域の安全と安定を維持する」と述べました。

　華春瑩報道官は「これは計画的で組織的なテロ襲撃だと北京市警察が発表した。この事件を更に調査中」と話し、「東トルキスタン・イスラム運動は、国連安保理認定のテロ組織だ。この組織は南アジア、中央アジア、西アジア地域で勢力をふるい、いくつかの国際テロ極端組織と共謀し、ここ数年、様々な方法使い、中国内において暴力テロ思想を広め、テロ事件を扇動、計画し、実行した。これは中国にとって最も直接的で現実的な安全への脅威であり、ほかの国や地域の安全も脅かしている」と述べました。（白昊、山下。）暮らし・経済へ