李克強首相は21日、中国労働組合第16回全国代表大会で経済情勢報告を行いました。
その際、李首相は「今年に入ってから全国は共に努力し、第18回党大会の精神を全面的に貫いている。世界経済の回復は困難に直面し、国内経済は下ぶれの圧力を大いに受けている状況の下で、安定の中で進歩、成果と質を求め、マクロコントロールの考え方と仕様を革新させると共に、構造の調整と改革の深化による経済の安定した成長を促進していくことを重視している。各方面の共同努力によって、国民経済は安定して好転している」と述べました。
また李首相は「現在、工業化と都市化が急速に進められ、区域の発展と内需には大きな潜在力がある。改革の深化によって、より多くの制度的優遇がもたらされ、中国経済には持続して健全に発展していく基礎がある」と指摘しました。
さらに李首相は「前進の過程にあるリスクと課題に対応するには、全国民の共同努力が必要である。経済発展の根本的な利益は国民に幸せをもたらすことである。労働者の合法的権益を確実に守り、出稼ぎ労働者の問題を重視しなければならない。また介護や医療、低所得層の生活保障、住宅など国民の利益に関わる基本的な保障問題を解決すると同時に、より多くの就業と創業のチャンスを提供し、全国民と改革発展の成果を共有しなければならない」と強調しました。(Katsu、吉野)
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