中国外務省の華春瑩報道官は16日、「中国の中東地域の平和安全と繁栄発展を促進するための努力は多くが認めるところで、今後も努力し続ける」と述べました。
同日の記者会見で「中国が中東から輸入する石油の量は多い。中国は中東地域の安全に更なる責任を負うべきだ」との報道について聞かれ、華報道官は「中国と中東各国のエネルギー協力は公開、透明、かつ互恵的なもので、第三者の利益を損なうことはない」と述べました。
また華報道官は、「中国は国連の常任理事国として、長きにわたり中東地域の平和と発展を促進するために積極的かつ建設的な役割を果たしている。シリア、イラン、パレスチナなどの問題を政治的に解決することを促し、各国が国情に相応しい方式で発展することを支持し地域と国家の経済発展と民生の改善に力を貸している。中国の努力は多くが認めるところだ」と述べました。
そのうえで「中東地域の平和と発展を促進することは、世界のエネルギー供給の安全に有益であり、国際社会の利益にも一致する。中国は今後も努力し続ける」と述べました。(牟、吉野)
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