習近平国家主席は15日北京で、カザフスタンのニゴマトゥリン下院議長と会見しました。

　席上、習主席は、9月のカザフスタンへの公式訪問したときのことを振り返ったあと、「双方の共同の努力の下に、より成熟で安定した、かつ内容が豊かになった両国の全面的なパートナーシップが必ず構築されるだろうし、これはそれぞれの発展を促すだろう」と述べました。

　習主席はまた、「立法機構の間の協力は戦略パートナーシップでは重要な地位にあり、両国関係の発展にとっては代えることの出来ない特殊な役割を果たしている。両国の立法機構がよりよく交流し、互いに学び補い合い、法の整備、調和の取れた社会の構築などにおいて互いに支持し合うよう希望している」と話しました。

　ニゴマトゥリン議長は、「中国との関係は、カザフスタンの外交政策では最も優先されている。カザフスタン側は中国と手を携えて、政治、経済、人文など分野における協力関係を深めていきたいと願っている。カザフスタン議会は、両国の友好協力に建設的な法的保障を提供し、両国関係の発展に一層貢献していきたい」と述べました。（イツゴウ）