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シリアのアサド大統領はこのほど、イタリアのテレビ局とのインタビューで、国連安全保障理事会で採択されたシリアに関する決議について、「シリアの意思に合致しており、シリア政府は完全に遵守する」と述べました。
またアサド大統領は、シリアの反体制派について「武装しているものであれば反体制派ではなくテロリストと呼ぶべきだ」とした上で、「武器を捨てない限り、対話はしない」との考えを示しました。
一方、シリアの反体制派「民主的変革のための国家調整機関」(NCB)の幹部は、安保理決議について「シリア国内の化学兵器を削減し、シリア国民の死傷を減らすことになる」として、歓迎の意を示しました。またシリア問題をめぐって11月中旬にジュネーブで開催されるとみられる国際会議については、「国際社会は、武力が問題解決に何の役にも立たないことを認識している。シリアの各派が参加し、会議を成功させるべきだ」と述べました。(鵬、吉野)国際・交流へ
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