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 露大使、反体制派の仕業だった可能性は否定できない

2013-09-17 15:23:26     cri    

 国連が16日公表したシリアの化学兵器使用疑惑をめぐる国連調査団の報告書は、8月21日にダマスカス郊外の東グータで化学兵器を使用したことを確認しましたが、ロシアのチュルキン国連大使は、16日この報告書を見たあと「化学兵器の使用が反体制派の仕業だった可能性は否定できない」と述べました。

 安保理は16日、シリア問題について非公式会合を行い、パン・ギムン事務総長が安保理に調査報告書を提出しました。この報告書は、「我々はグータでの攻撃事件の調査で得た証拠に基づき、結論を出した。それは2013年8月21日、シリア各側の衝突の過程で、かなり大規模な化学兵器の使用行為があり、しかも児童を含む民間人をも攻撃している」としています。この報告書は、政府と反体制派のどちらが化学兵器を使用したかについては触れていません。しかしアメリカとイギリスの国連大使は、いずれも、この報告書の技術詳細はシリア政府軍が化学兵器を使用したことを証明していると強調したものです。

 これを受けてロシアのチュルキン国連大使がメディアに対して、「この報告書によってシリア政府が化学兵器による攻撃を起こしたと断定するのはいい加減すぎる。」と述べたものです。(玉華) 国際・交流へ

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