ロシアのビタリー・チュルキン国連大使は11日午前、記者に対し「シリア政府が化学兵器を使用したとする西側諸国の訴えは、世論攻勢を繰り広げるためのもので、実際はシリア国内で化学兵器が使用されたかどうかの国連の調査を妨げるものだ」と述べました。
「化学兵器が使用されているかどうかの事実関係を解明するため、安保理が実施している作業をロシアが妨害している」とするアメリカ国務省報道官の10日の発言について、チュルキン大使は国連による調査の展開を支持する意向を伝えた上で、「西側諸国は多くの信頼できない証拠を作り上げ、安保理の調査に多くの問題を与えている」と非難しました。(万、NM)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |