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中国国際投資貿易商談会が開催

2013-09-09 15:50:08     cri    

 第17回中国国際投資貿易商談会が8日午前、中国のアモイ市で開幕しました。

 今商談会のメイン・フォーラムである「国際投資フォーラム2013」には、国内外の政治経済界の代表が多数参加し、「グローバル・バリューチェーンの再建と革新・発展」について討議しました。

 中国商務省の王超次官はフォーラムで、「世界経済のグローバル化の進展につれ、グローバル・バリューチェーンの地位と役割が日増しに際立ってきた」と指摘した上で、「国際金融危機の後、各国がイノベーションによる自国経済の牽引を重視するようになり、国際分業の構造が多元化し、研究開発のグローバル化などにより、グローバル・バリューチェーンが日増しに重要になってきた。特に、発展途上国にとって、国際投資はグローバル・バリューチェーンの再建に参与することであり、産業のレベルアップと技術の進歩を実現する重要なルートとなっている」と述べました。

 国連貿易開発会議(UNCTAD)が発表した『世界投資報告2013』によりますと、2012年の世界の直接投資総額は18%減少しましたが、発展途上国の資金導入額が初めて先進国を超え、総額の52%に達したということです。

 関連データによりますと、2012年の中国経済の総量と輸出入総額はいずれも世界2位になりました。また、外資導入額は21年連続で発展途上国の1位を占め、3番目の対外投資大国として、世界トップ500社のうち73社が中国企業です。

 これに対して中国の馬凱副首相は、「輸出商品の多くは先端技術を利用する割合と付加価値が低く、多数の国内企業が核心技術と自主ブランドを持っていない。中国企業の対外投資は依然として模索と初期段階にあり、国際化するための経験が少なく、グローバル・バリューチェーンに参与する能力が不足している」と述べました。

 馬副首相はさらに、「しかし格差は潜在力でもある。中国は今後、より積極的かつ自発的な開放戦略をとり、グローバル・バリューチェーンにおける中国の地位を絶えず引き上げていく」と強調した上で、「より多くの国家がグローバル・バリューチェーンから利益を得るため、安定した成長の環境を作りあげるべきだ」との考えを表明しました。

 中国国際投資貿易商談会は、中国商務省とUNCTAD、WTO・世界貿易機関などの国際組織が主催するもので、大会期間中、3万件のビジネスチャンスを提供し、100以上の国と地域から670の企業・機関の1万2000人が参加します。(万、大野)

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