IAEA・国際原子力機関が28日に発表した報告で、イランはこれまでウラン濃縮活動に関する国連安保理の決議に違反し、ウラン濃縮のための遠心分離機を約1000基設置したとしています。

　この報告によりますと、イランはこれまでも中部ナタンツとフォルドウにあるウラン濃縮施設で、高度5％と20％の濃縮ウランを生産し、ナタンツではさらに約1000基のIR2M型ウラン濃縮遠心分離機を設置しており、この数は前回に提出した報告書にある数字より300台増えています。（ZHL） 国際・交流へ