国連のハック報道官は26日、国連パレスチナ難民救済事業機関はイスラエル安全部隊が同機関の職員を殺害したことを強く非難するとしたうえで、各方面に対し最大限に自制するよう呼びかけました。
ハック報道官は国連本部で開かれた定例記者会見で、「イスラエルの安全部隊は26日に、ヨルダン川西岸にある難民キャンプで軍事行動を展開している際、国連の職員1人を殺害、1人を負傷させたことが国連パレスチナ難民救済事業機関によって明らかになった」と述べました。
ハック報道官は、「国連パレスチナ難民救済事業機関はこの事件を強く非難する。またこの緊張が高まっている今、各方面に対し最大限に自制し、国際法に基づき対応するよう呼びかけた」と話しました。
26日の未明、イスラエル兵がエルサレム北部の難民キャンプ地で逮捕しようとしていたところ、パレスチナ人が抵抗したため衝突が起き、国連パレスチナ難民救済事業機関の職員1人を含む3人のパレスチナ人が死亡したということです。(劉叡、吉野)国際・交流へ
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