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現地時間26日、国連安保理がニューヨークでシリア反体制派の代表団と初めての非公式会談を開き、新しく当選した反体制派統一組織「シリア国民連合」のジャルバ代表が出席しました。会談は主として、アサド大統領の進退とシリア問題に関する国際会議・ジュネーブ会議の開催という2つの議題をめぐって行われました。
シリア反体制派及びその支持者は「アサド氏は辞任しなければならない。また将来の暫定管理機関にもアサド氏の側近を入れるべきではない」と主張しています。またジャルバ代表はアサド氏に危機の政治的解決案を受け入れてもらうよう、より多くの圧力をかけるよう国際社会に求めました。
ロシアのビタリー・チュルキン国連大使はこれに対し、「こうした要求はジュネーブ会議の開催に前提条件を出したことになり、事態を一層複雑化するだけだ」と述べています。
26日の会談はイギリスの要請の下で開催されたものです。会談が終わった後、イギリスのライアルグラント国連大使は、「ジャルバ代表は過激主義とテロリストに反対している」と明らかにしています。これまで、シリア反体制派への武器援助は最終的に、過激派やテロリストの手に渡ることが懸念されていました。(Yan、吉野) 国際・交流へ
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