北京大学の東門、大勢の観光客の長蛇の列
小中高生の夏休みが始まる毎年の7月になると、中国の観光市場は「ゴールデンシーズン」を迎えます。小中高生を主力とした観光市場は盛り上がりを見せ、北京大学や清華大学などの名門校を訪れる大学観光も人気が高まっています。
17日の午後2時、北京大学の東南門では、約600人の観光客が長蛇の列を作って入校を待っていました。なかでも夏休みを利用して見学に来ている親子連れが多く見られました。
観光客があまりにも多いため、2時間以上待っていた江西省の彭さん一家は念願の北京大学の旅をあきらめ、大学の入り口で記念写真を撮りました。「キャンパスに入れなかったが、雰囲気を体験できて良かった」と語りましたが、残念な表情は隠せませんでした。
現在、北京の大学はいずれも夏休み期間管理モデルに切り替えられ、清華大学の見学は土日のみとなっています。北京大学では、団体客は事前に予約すれば見学できますが、一般観光客が入校する場合は、東南門の受付での登録が必要です。また両校は団体客の見学に参観順路を決めており、キャンパスで行われるイベントに支障が出る場合は見学を中止することになっています。(ZHL、吉野)暮らし・経済へ
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