環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉を行う18回目の全体会合が15日、マレーシア東部のコタキナバルで開催されました。
日本は米国議会の参加承認手続きが終わる23日午後から初めて交渉に参加する見通しです。
これまでの交渉は工業製品や農産品などの関税撤廃などをめぐって難航を極めています。またコメと麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖などの甘味資源作物の5項目で関税撤廃の例外扱いを求める日本の参加により、交渉は更に複雑さを増していくと見られています。
マレーシアのマハティール元首相は「マレーシアにとって交渉参加がマイナスだ」との考えを示したと同時に、TPP交渉は中国の参加が必要であると表明しました。(ジョウ) 国際・交流へ
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