第16回環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉会合が13日シンガポールで終わりましたが、日本の加盟交渉が注目を集めています。
TPPへの加盟に関して日本のメディアは、安倍晋三首相が15日加盟交渉への参加を発表すると報道していますが、シンガポールの首席代表は記者会見で、「日本が加盟交渉を表明するなら、まずTPPの加盟国と2国間協議を行わなければならない。現在、米国、オーストラリア、シンガポールはまだ日本の加盟に同意していない」と述べました。
なお、シンガポール貿易工業省によりますと、10日間にわたるTPP交渉会合で、監督管理、電信、関税、開発などの議題については共通認識に達し、若干の成果を収めましたが、知的財産権、環境、競争、労務輸出などについてはまだ食い違いがあるということです。(FUYING、大野) 国際・交流へ
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