ロシアのラブロフ外相は26日マスコミに対し「元CIA職員のスノーデン氏は今モスクワにいる。スノーデン氏がいち早くロシアを離れることを期待している」と述べました。

　ブロフ外相はまた「スノーデン氏には人身の自由があり、ロシアのいかなる法律をも違反しておらず、しかもロシアに入国していなかった。スノーデン氏は今もモスクワのシェレメチェボ空港の乗り換えエリアにいる。スノーデン氏にはいかなるところに行く権利があり、いち早くロシアを離れるのは速ければ速いほうがよい」と語りました。

　プーチン大統領は25日「スノーデン氏がロシアを訪れたことは予想外のことである。アメリカがこれを原因にしてロシアを非難したことを不満を感じる。しかし、スノーデン氏の件で両国関係が損なわれないよう求めている。スノーデン氏がいち早く行く先を決めて、ロシアを離れるよう期待している」と強調しました。（Yin）国際・交流へ