台湾とニュージーランドが10日、経済協力協定に調印したことについて、中国外務省の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で、「中国は外国と台湾地区との経済貿易や文化面での民間的往来に異議を持たない」と表明しました。
華報道官は「ニュージーランド商工事務所と台北経済文化代表処が経済協力協定に調印したことに注目している。現在、中国とニュージーランドとの関係発展は良好である。ニュージーランドは、一つの中国の政策を堅持し、関係諸問題を適切に処理している。これは両国関係の健全な発展に有利だ」と指摘しています。
また、「台湾地区の対外往来の問題における中国の立場は一貫し、明確である。外国と台湾地区との経済貿易や文化面における民間的往来に異議を持たないが、ただし、いかなる形であっても政府レベルの関係発展に反対している。台湾が国際活動に参与する問題においても、『2つの中国』や「一つの中国と一つの台湾」というようなことを起こさない前提で、両岸による実務的な交渉を通じて適切に対処することができる」と強調しました。(Katsu、山下)
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