中国の温家宝首相は20日国務院常務会議を主宰し、2011年経済体制改革の進化について指示しました。
会議では、2011年の改革の重点が定められました。具体的には、第一、経済発展方式の転換を促す改革を進めること。国有資本の市場介入や退出を導き、合理的に流動性体制を健全化し、電気価格の改革を推し進め、石油関連製品や天然ガスの価格体制の確立に取り組みます。第二、社会分野の改革を進めること。賃金の集団協商制度を推し進め、新農村保険のテスト範囲を拡大し、住宅保障システムの建設を速めていきます。第三、行政体制の改革を進めること。機関運営経費の管理や接待、会議費用、公用車制度の改革案を策定します。第四、農村改革を進めること。農村土地の請負関係が長期的に変らない政策や実施方法を健全化し、耕地保護の補償制度を確立し、農村の土地徴用制度を改革します。
会議はまた、「中央財政は180億元の資金を拠出して、公共賃貸住宅と低家賃住宅の建設、都市部の古い団地の改造やインフラ施設の配備に充てるほか、123億元を拠出して新農村保険テストの補助に当てる。2011年から、新農村保険のカバー地区は計画された40%から60%に拡大し、7月1日から実施開始となり、都市部の無収入住民の養老保険のテスト作業も同時に実施する」としました。(04/20 翻訳者:Lin)
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