中国ロシア海上合同軍事演習「海上協力―2013」に参加する中国側の軍艦は今月5日にロシアのウラジオストクの港に到着し、軍事演習に参加する中露双方の軍艦の集結がすでに完了しました。今回の軍事演習に参加する中国軍艦編隊は海軍の北海艦隊と南海艦隊の主力軍艦7隻からなり、それにはミサイル駆逐艦「瀋陽艦」、「石家荘艦」「武漢艦」、「蘭州艦」やミサイル護衛艦「塩城艦」、「煙台艦」、それに総合補給艦「洪沢湖艦」が含まれています。また、ヘリコプターを搭載した新艦3隻と特別戦闘分隊も軍事演習に参加するとのことです。そのうち、2011年に中国最新型ミサイルフリゲート艦に入れられた「塩城艦」と「煙台艦」は今回初めて海外に赴きます。
雑誌「世界軍事」の陳虎編集長は、「今回の軍事演習は、中国海軍が海外に派遣した軍艦の数が最も多い合同軍事演習となり、編成兵力のレベルがかなり高い」と述べました。
今回の合同軍事演習の場所がロシアのピョートル大帝湾海域であり、日本列島海域に近いことから、日本側の高度な注意をひきつけています。これに対し、陳虎編集長は「中露軍事演習が第三者に脅威を及ぼすことはない。他国の過剰反応はただの取り越し苦労だ」と強調しました。(hj 丹羽)
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