20130622新闻第四条
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朝鮮の申善虎(シン・ソンホ)国連大使が21日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、国連軍司令部の解体と朝鮮への敵視政策の停止を米国に求めました。
申大使は「国連軍司令部の解体は、朝鮮半島の平和システムを構築する前提条件の一つだ」と述べました。また、「国連軍司令部は国連の代表機構でもなく、国連に所属する機構でもない。その本質は米軍司令部だ」と指摘したうえで、朝鮮半島の戦争の根源を取り除き、アジア太平洋地域の平和と安全を確保することにおいて、国連軍司令部を解体しなければならないと強調しました。
また、申大使は「朝鮮は引き続き国連軍司令部の解体に取り組んでいく。必要であれば、この問題を正式に国連総会に提出する」との考えを示し、国連加盟国の支持を求めました。
一方、この日の国連のエドゥアルド・デル・ビュイ報道官は国連本部での記者会見で、今まで国連は朝鮮半島に駐在している、いかなる部隊も指揮したことはないと明らかにしました。
なお、1950年7月に旧ソ連の代表が出席しなかった状況では、米国は朝鮮半島の内戦の性質を歪曲し、国連安保理で「国連軍司令部」設立の決議案を採択させました。実質上、韓国に駐在する米軍司令部です。(Katsu、山下) 国際・交流へ
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