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中国の有人潜水調査船「蛟龍号」を搭載した試験母船「向陽紅09」は、103日間にわたる実用試験航海に向け、10日江蘇省江陰市蘇南国際埠頭を出発しました。
「蛟龍号」は2012年6月マリアナ海溝海域で7000メートル級潜水に成功しました。水深7062メートルでの潜水と作業を実施し、中国が地球全体の99.8%以上の海底で作業する能力を持ったことを示しました。
中国海洋局中国大洋協会弁公室によりますと、「蛟龍号」が潜水試験に成功し、国内の科学技術界は潜水調査船で深海へ挑む自信が倍増しました。しかし、現段階では潜水調査船の恒常的な業務運行の条件はまだ整っていません。今後5年前後実用試験を行って、「蛟龍号」の試験潜水から恒常的な業務運行への移行を完成させる計画です。
今回、「蛟龍号」は科学者を乗せて潜水します。毎回潜水員2人と科学者1人を乗せて潜りますが、科学者の主な任務は水中での観測のほか、海底近くでの潜水員の作業への協力だということです。(玉華、大野) 暮らし・経済へ
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