中国が初めて自主開発した有人深海探査艇「蛟龍号」は27日、5回目の潜水テストを行い、最大水深7062mで、海底生物の多様性や地質の多様性の存在を発見しました。
今回の潜水テストは11時間35分間続けられ、測定実験を終えたほか、海底から3つの海水サンプル、2つの沈積物サンプル、1つの生物サンプルを採取してきました。
潜水現場総指揮にあたる劉峰氏の話では、今回の潜水テストによって、水深7000m以上の海底に豊富な生物多様性が存在していることが確認されたほか、異なる沈積物や結核状物質、岩石が発見され、水深7000m以上の海底にも地質の多様性が存在していることを証明したということです。
「蛟龍号」は30日に最後の7000m級の潜水テストを行うということです。(06/28 Lin、山下)
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