中国の習近平国家主席は4日、メキシコシティでメキシコのペニャニエト大統領と会談しました。双方は「中国とメキシコの長期的な友好協力は両国と両国国民の根本的な利益にかない、途上国の団結と協力に有利である」とし、中国・メキシコ戦略パートナーシップをレベルアップさせることで合意しました。
習近平国家主席は会談の中で、「中国とメキシコの関係は両国関係の範囲を超えて、各自の対外関係において全体性と戦略性を備えている。新しい情勢の下、両国関係には更なる発展の理由と条件がある。両国関係を全面的な戦略パートナーシップへと引き上げることが現実的に求められており、中国とメキシコの関係発展に明確な目標を定めた」と述べました。
これに対しペニャニエト大統領は「両国関係の向上は両国の協力が新たな発展段階に入ったことを物語っている。メキシコ側は中国と連携してより高いレベル、より効果的なメカニズムの下で協力を推進し、共同発展を実現する」と述べました。
会談後、両首脳は共同声明に調印しました。また多くの協力協定の調印に立ち会ったほか共同記者会見を開きました。(hj 吉野)
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