中国海洋局の海洋発展戦略研究所はこのほど、『中国海洋経済発展報告(2013)』を発表しました。報告には初めて「中国海洋の経済発展情勢の予測と発展前景の展望」が盛り込まれ、中国の海洋経済の発展プロセスや成果を全面的かつ客観的に記録し、専門的に評価する初めての綜合的報告書として、多くの注目を集めています。
予測によりますと、今後20年中国の海洋経済は成長期にあり、国民経済への貢献率は安定した伸びを見せますが、2030年以降には成熟期に入る見込みです。中国の海洋経済は伝統的海洋産業、新興産業、戦略産業の3つからなり、それぞれ異なる発展周期がありますが、2030年以降は一部の新興海洋産業が発展の成熟期に入ると見られています。
さらに報告によりますと、2001年から2011年までは伝統的な海洋産業が主導的な地位を占め、海洋産業の付加価値に占める割合は終始3割以上を保ちますが、そのうち漁業の年間成長率は6%になるということです。また、予測によりますと、2015年中国の海洋産業総生産は5兆1000億元~5兆9000億元、2030年には20~24兆元に達する見込みだということです。(05/21 Lin、大野) 暮らし・経済へ
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