中国台湾当局の指導者、馬英九氏は15日午前、「フィリピン沿岸警備隊による台湾漁船銃撃について、フィリピン側の軽率で、ごまかした回答を受け入れることはできない」と表明しました。

　馬英九氏は「フィリピン人の就労申請の凍結や、フィリピンに駐在する代表を召還するほか、台北市内にあるマニラ経済文化弁事処の代表は直ちにフィリピンに戻り、この事件の調査にあたる」との3つの制裁措置を表明しました。

　台湾当局は、15日午後6時までにフィリピン政府が、4つの要求を満たさない場合、追加制裁を実施するとしています。（万、山下）