全国政治協商会議の兪正声議長は13日北京で、ロシア沿ヴォルガ連邦管区のミハイル・バビチ大統領全権代表と会談し、「地域協力が中露の実務的協力における重要な分野だ」と強調しました。

　兪正声議長は「習近平主席が3月にロシアを訪問した後、中露関係は新たな発展段階に入った。このような高い水準にある政治関係上での優位性を生かし、より多くの実務的な協力成果を生み出すことが、双方にとって主な任務となっている。長江中上流地域と沿ヴォルガ連邦管区との協力をスタートさせることは、双方の互恵協力を強め、国境地域以外の地域間協力を拡大することにプラスとなる」と語りました。

　バビチ代表は「沿ヴォルガ連邦管区と長江中上流地域の協力をスタートさせることが、今回訪問の主な目的である。両地域の協力のいち早い実質的な進展を推し進め、地域協力を深化させていく」と述べました。（ZHL、ＮＭ）