中国工業情報化省によりますと、中国では次世代インターネットプロトコルIPv6の商業化プロセスが進められており、投資規模は2000億元を超える見込みだということです。
工業情報化省の責任者は、「今年はIPv6関連の政策を打ち出す。IPv6は、現在主流の通信プロトコルIPv4に替わる次世代プロトコルで、インターネットに接続する機器に安定したサービスを提供することができるため、次世代インターネットのキーテクノロジーとなる」と解説しました。
イギリス・ラフバラー大学インターネット経済課題グループの王冉研究員は、「IPv6の商業化により、やがて大きな次世代インターネット市場が開かれる。次世代インターネット・プロトコルの試験運用から商用段階にかけて、中国のIPv6関連の投資規模は2000億元前後になる見込みだ。モノのインターネットやクラウド・コンピューティングなどの産業と同時に進むことで、この市場は規模が拡大し続けるだろう」と述べました。(Yin、大野)暮らし・経済へ
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