インターネット・ウイルスへの共同の対応を目指した第15回アジア抗ウイルス会議が13日、中国東部の杭州市で行われました。
中国コンピューター・ウイルス緊急対処センターの張健副主任はこの日、「今後も、インターネット上の情報安全を強化していく」と表明しました。
張健副主任は、その際「現在、中国では85%のコンピューターがウイルスソフトをインストールしており、ウイルス感染率も4年連続減ってきた。しかし、ここ数年被害の対象が特定され、インターネット上の情報安全は楽観視できないでいる」と強調しました。
フィッシング詐欺の撲滅に携わる関連組織のデータによりますと、今年第1四半期(1月~3月)、世界では約35.51%の個人コンピューターがフィッシング詐欺サイトのウイルスに感染し、去年1年間だけでも、その経済的損失は300億元(およそ3750億円)を上回りました。(万)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |