5日間にわたり中国を訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相は、上海での日程を終え、8日午前特別機で北京入りしました。
北京でネタニヤフ首相は、習近平国家主席や李克強首相とそれぞれ会談を行う予定です。これはイスラエル首相の6年ぶりの訪中であり、今年3月中国とイスラエル両国で新政府が発足してから、双方の首脳の初会談でもあります。
ネタニヤフ首相は上海で、上海在住のイスラエル企業家代表と会談し、二国間貿易を促す道筋などについて話し合い、中国進出の重要性を強調しました。中国の商工関係者との会談でネタニヤフ首相は、「上海は中国と世界の未来を代表しており、イスラエルもその未来の一部になりうると信じている。同時にイスラエルは過去も忘れていない。第二次世界大戦中、上海はユダヤ人に手を伸べ、ナチスの恐怖統治から逃げるのを助け、避難所を提供してくれた。イスラエルは上海に対し永遠に心から感謝する」と述べました。
ネタニヤフ首相は訪中前、今回の訪問の目的は対中輸出を拡大することだと明らかにしました。訪問団には経済貿易協力担当の多くの高官や企業家代表が随行しています。訪問期間中、双方は一連の協力協定に調印する予定です。(Lin、大野)
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