会談の中で、習主席は「両国は、意思疎通と往来を強化し、互いに尊重し合い、互いに相手国の核心的利益と重大な関心事に配慮し、相手が自主的に選んだ発展の道を支持する」と語り、中国側は両国の新型全面戦略パートナーシップの未来に期待を寄せていることを表明しました。

　一方、オランダ大統領は「責任を負う大国として、両国は重大な問題において対話、協調、協力を強化すべきであり、世界の平和と繁栄を維持するべきだ。フランスは中国とともに相互信頼を深め、互いに利益をもたらし、安定して発展する全面戦略パートナーシップの強化に努めていく」と語り、中国の主権と領土の保全を尊重し、中国の発展を支持すると述べました。

　会談後、双方は「中仏共同プレスコミュニケ」を発表しました。（イツゴウ、吉野）