中国の李金早商務次官は7日北京で「中国と南アジア諸国との経済協力と貿易は速いスピードで進んでいる。現在、中国は南アジア諸国の主な貿易パートナーと外資誘致国となった。同時に、南アジア諸国は、中国にとっては重要な海外プロジェクトの請負市場と投資先である」と述べました。

　李次官によりますと、2000年から2012年まで、双方の貿易総額は、57億ドルから930億ドルに伸び、年間平均伸び率は26%となっています。うち、中国の輸入額は19億ドルから226億ドルに増え、年間増加率はおよそ23%に達しています。

　また相互投資の面では、2012年、南アジア諸国の非金属類分野に対する中国からの直接投資額は、前年より39%増のおよそ4億ドルでした。そして南アジア諸国からの中国への実際投資額は5002万ドルでした。

　李次官はさらに中国と南アジア諸国との経済協力と貿易について、「中国はその前途は明るいと見ている。貿易や投資、観光などの面での協力の潜在力は大きい」としています。（朱丹陽） 　暮らし・経済へ