中国を訪問中のパレスチナのアッバス大統領は6日北京で、CRI・中国国際放送局の取材を受けた際、「中東和平プロセスを推進する過程で、中国が重要な役割を果たすことを信じている」と表明しました。
アッバス大統領はその中で、「中国は公正な国であり、いずれか一方に偏ることなく、正義の維持を堅持している。我々は一貫して中国と同じ立場に立っている」と述べました。
行き詰っているパレスチナとイスラエルの和平交渉について、アッバス大統領は「イスラエルによる入植地の建設が交渉の再開を妨げている」と強調しました。
今回の訪中でアッバス大統領は、パレスチナとイスラエル関係の新たな進展について新しい成果を中国に伝えたほか、中国とパレスチナの経済協力やまもなく進められるクリーンエネルギー分野における協力について話し合いました。(万、中原)
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