中国外務省の華春瑩報道官は24日北京で、「中国はインドと共に努力し、現存するメカニズムを通じて両国の国境問題を適切に処理し、健康かつ安定した両国関係の発展に有利な条件を作り上げていきたい」と述べました。
実効支配線を越えた中国軍の部隊を撤退するようインドが要求したことについて、華春瑩報道官は「改めて強調したい。中国軍は一貫して両国が締結した関連協定を厳守し、過去に合意した実効支配線を尊重、遵守しており、わが国の範囲内で正常な巡回を行った。実効支配線は越えていない」と述べました。
華春瑩報道官は「中国とインドは二国間の国境問題交渉メカニズムを設けており、意思疎通はスムーズだ。中国とインド両国の国境付近の平和と安定の維持は双方が達した重要な共通認識であり、双方の根本的な利益に合致する」との考えを表明しました。(万、中原)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |