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 <蘆山地震>発生から5日目 救助活動続く

2013-04-24 12:14:29     cri    

 四川省雅安市蘆山県で4月20日、マグニチュード7.0の大地震が発生し、救助活動は今日24日で5日目に入りました。生死を分けるとされる「黄金の72時間」は過ぎましたが、救助活動は続けられています。

 国家地震災害緊急救援チームの隊長を務める人民解放軍北京軍区第38集団軍の付暁光副参謀長は現在の状況について「瓦礫の中で生き埋めとなった人の捜索を続けていく。救援物資の運搬や、避難場所の設置、疫病予防と消防なども全面的に進められている」と述べました。

 四川省主管部門の統計では、23日午後7時時点で、各地の病院では負傷者延べ15554人を受け入れたことが分かりました。

 四川省財務庁は中央と省内からの財政応急救助総合補助金として15億元を調達して、物資の運搬、負傷者の治療、避難手配、生活支援、疫病予防、遺族のケアに充てるほか、道路、水利、給水、通信、電力などのインフラ施設、学校と病院などの公共施設の一時的な修築に使用することを明かにしました。また清廉な救援と透明度の高い再建を確保するため、四川省紀律検査委員会の幹部らは23日に被災地に赴き、物質と資金の管理を監督するということです。

 国際社会はここ数日、中国の救助活動に注目し、中国政府と民間の救済措置を評価しています。

 四川省人民政府応急指揮センターの情報によりますと、23日午後6時現在、地震による死亡者は193人、行方不明者は25人となったほか、12211人が負傷し、うち995人が重傷だということです。

 四川省地震局は、23日午後8時現在、あわせて余震3667回が起きたとしています。(Yin、吉野)暮らし・経済へ

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