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 中米両軍 互恵共栄の協力へ

2013-04-23 11:41:00     cri    
 中国人民解放軍の房峰輝総参謀長は22日午後国防省で、米軍のデンプシー統合参謀本部議長と会談を行いました。

 房総参謀長は「中米両軍関係の健全で安定した発展は、両国にとって共通の利益になる。中国はアメリカとともに、新しい大国関係に相応する"平等協力、互恵共栄"の新しい軍事関係を構築していきたい。中米両軍は対話と協議によって相互信頼を深め、協力を深めて共通利益を拡大させ、互いに核心的利益を尊重し合い、関係を推進する上での障害を取り払うと共に、安全保障リスクへの対応で危機管理を重要視し、両軍関係を前進させ、地域と世界の平和に寄与していくべきだ」との考えを示しました。

 デンプシー議長は「米中両軍は誤解と誤った判断を避けるための行動規範を制定することができる。双方がともに努力すれば、より密接な互恵共栄の協力関係を構築できるだろう」との姿勢を示しました。

 双方は南海(South China Sea)、台湾、釣魚島、朝鮮半島の核問題、サイバー安全保障およびその他の国際・地域問題について意見を交換しました。

 デンプシー議長は四川省蘆山県の震災犠牲者に哀悼の意を表し、救助活動での中国軍の迅速な行動を高く評価すると共に、ボストン爆発事件の犠牲となった中国人留学生の遺族にお見舞いの意を表しました。

 なお、米軍制服組トップのデンプシー議長は21日から5日間の日程で中国を訪問しており、中国政府や軍の指導者と会談するほか、国防大学、陸軍航空隊なども訪れる予定です。(ジョウ、中原) 国際・交流へ

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