中国では、これまでH7N9型鳥インフルエンザの感染者の数は合わせて80人に上り、うち17人が亡くなりました。
中国の専門家は「人から人へ感染するという証拠はまだない。これまでH7N9型ウィルスの感染は鳥から人へというルートだ」としています。
感染が確認された患者のうち、5人が全快して退院し、17人が死亡したほか、60人が今も治療を受けており、そのほとんどが重体だということです。
中国疾病予防抑制センター衛生応急センターの馮子健主任は記者のインタビューに答え「これまでH7N9型ウィルスの感染は尚も鳥から人へであり、人から人への感染の例はまだない。H7N9型ウィルスが持続的な感染力を持っているという証拠はない。これは国際的な公共衛生機関と疫病抑制機関の共通の認識だ」と述べました。
中国大陸におけるH7N9型鳥インフルエンザの感染状況は世界各国から注目されています。WHO・世界保健機関は「中国政府は専門家チームの現地での共同調査を要請した。メンバーには中国、アメリカ、EU(欧州連合)、オーストラリアとWHOの専門家が含まれている。その任務は感染状況を評価した後、予防と抑制のためのよりよい措置を検討することだ」と紹介しています。(Yin)暮らし・経済へ
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