中国ワイン情報ネットによりますと、2011年、アルコール系飲料の小売全体に占めるワインの割合は、販売量では98%、販売額は93%に達しています。

　市場情報コンサルタントの関係者によりますと、中国市場の現在のワイン消費能力は8億4240万リットルで、消費額にすると463億元に達しています。消費能力は2017年には28億2700万リットルに上昇し、消費総額は938億元になると見られています。

　中国市場のワインへのニーズが日増しに高まる中、外国産ワインが最大の利益を得ています。暫定的な統計ですが、2012年の外国産ワインの販売額が販売総額の19.4%を占めたのに対し、国産メーカー10社は合計でわずか25%でした。

　一方、国内消費者は、ワインの真偽を識別する能力が低く、61%近くの消費者は、いかにして品質の良し悪しを見分けるか分からない状態です。（朱丹陽　大野）
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