第19回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)高官協議が2日北京で行われました。協議の成果について、中国外務省の洪磊報道官は8日北京での定例記者会見で、「双方は中国とASEANの関係や世界と地域の問題について意見を交わし、中国とASEANの戦略的パートナーシップの発展において多くの共通認識に達した」と評価しました。
洪磊報道官は、「中国とASEAN諸国の高官は協議の中で、南海の平和と安定維持はこの地域の全ての国にとって重要な意義があり、中国とASEANの戦略的パートナーシップの発展にも有利だと改めて述べた。また、協議に参加した高官は2012年にカンボジアで開かれた第15回中国・ASEAN首脳会議で発表された『南海各方面行動宣言』調印10周年記念共同コミュニケの精神に基づき、引き続き『宣言』の全面的かつ効果的な実施に取り組み、『宣言』枠組み内の協力を強化しながら、対話と交渉を保ち、相互信頼を拡大し、交渉での一致を基礎に『南海行動準則』の早期達成に努めていく」と述べました。(04/08 Lin、大野)国際・交流へ
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