中国文化省がこのほど、第1回「東アジア文化の都」の申請活動をスタートさせました。

　「東アジア文化の都」の申請活動は中日韓の3カ国が共同で推進する東アジア地域の文化分野での協力活動で、すでに2012年第5回中日韓首脳会議共同声明や第4回中日韓文化相会議で調印した「上海行動計画」に書き入れられました。活動は文化の多様性を尊重する前提の下で、「東アジアの意識、文化の融合、相互評価」の精神に基づき、「共存、革新、調和」の共通認識を重点に、東アジア文化伝統の保護と伝承、革新と発展を推進することを目的としています。

　中日韓の3カ国が第1回選考活動方案について達した共通認識に基づいて、中日韓は2013年にそれぞれ、一国一市即ち3カ国の3都市を、「2014年東アジア文化の都」として選びます。その結果は2013年の下半期に韓国で開かれる第5回中日韓文化相会議で発表します。当選の都市は2014年に「東アジア文化の都」の名義で、様々な文化イベントを行い、都市と市民の参加により東アジア地域の文化協力と都市文化の建設を推進します。（玉華）　国際・交流へ