北京の大気の質を改善するため、北京市政府は「北京市2013年清潔空気行動計画」を制定し、ＰＭ2.5のコントロールや排出削減を重点に、七つのプロジェクトを実施します。

　1998年来、一連の措置を通じて、北京市の空気の質は14年連続改善されてきました。空気の中の主要汚染物質は76.7％、29.7％、42％とそれぞれ減少しましたが、国の新たな規準や市民たちの望みと比べれば、まだまだ大きな差があります。特にＰＭ2.5・微小粒子状物質の汚染濃度が基準値の1.5倍をオーバーし、もっとも注目される問題となっています。

　今年、北京市はＰＭ2.5のコントロールや排出削減を重点に、エネルギーの構成調整、産業構造の最適化、末端排出の削減、科学技術の革新、重度の汚染への応急措置などを急いでいます。

　具体的には、4.4万戸平屋の暖房措置を石炭から電力に変えること、18万台の古い車両を淘汰すること、露天のバーベキューやゴミ燃焼を取り締ること、大気汚染管理の法整備を強化すること、今年2.3億平米を造林すること、450社以上の汚染企業を淘汰すること、飲食業の汚水排出費用を増やすこと、ＰＭ2.5改善技術の研究などが含まれています。（ooeiei、志摩）暮らし・経済へ