全人代の北京代表団によりますと、2020年までの北京市大気汚染改善計画が明らかになったということです。改善計画では、2015年までに「PM2.5」と呼ばれる微小粒子状物質(空気力学径が2.5ミクロン以下の粒子)の濃度を1立方メートル当たり60マイクログラムに低下させ、2020年までには1立方メートル当たり50マイクログラムにするとしています。
2008年からの観測結果では、北京市の「PM2.5」の濃度は1立方メートル当たり約70マイクログラムとなりました。関係者によりますと、北京市は第十二期五ヵ年計画(2011-2015)の目標の一つである40万台の老朽化した自動車の廃棄を予定より早く2013年に達成し、2020年までに「国Ⅱ」基準(国家2級排出基準)に達しない90万台の老朽化した自動車の廃棄を行うということです。(路、小野)暮らし・経済へ
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