国際的な会計事務所・KPMGは27日に、「第6期贅沢品年次調査報告」を発表しました。それによりますと、中国大陸の海外旅行消費者の人数が大幅に上昇し、2008年は調査対象者に占める割合は53%でしたが2012年には71%に増えました。多くの回答者は、「海外に旅行した時には贅沢品を購入する」と答えています。そのうち最も人気が高い製品は化粧品、腕時計、ハンドバッグとなっています。
また具体的な購入地としておよそ6割の回答者が香港、台湾、マカオと答え、主に化粧品や香水を購入しています。このほかデジタルメディア製品も中国の贅沢品市場で重要な位置を占めています。
KPMGの中国パートナーである戴力行氏は、「中国大陸の海外旅行者数の増加に伴い、高級ブランド品は中国市場及び中国観光客を考慮しブランド、ビジネス戦略を調整する必要がある」と指摘しています。
さらに調査によって、中国本土の新たな高級品関連企業は独自のブランドづくりに努めていることがわかりました。(玉華、吉野)暮らし・経済へ
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