最新データによりますと、2012年に中国がアメリカに次ぎ、世界第2位の贅沢品市場になったということです。しかし、中国で人気のあるブランドは全て海外ブランドで、国内ブランドの贅沢品を購買する人は少ないのが現状です。

　このほど、「中国贅沢品市場研究報告2012」が発表され、贅沢品の消費総額のうち60％は海外での購入であることが明らかになりました。これは、ユーロの低迷と海外旅行ブームの二大要因によるものです。

　KPMGマネジメントコンサルティングが2012年に発表した調査報告によりますと、中国国産贅沢品のブランドは知名度が非常に低いということです。洋服、バッグ、靴、アクセサリーなどの贅沢品で、国内ブランドを連想する人は1割以下しかいませんでした。逆に６割以上の人がフランス、イタリアのブランドの知名度が高いと答えています。（陳博、高橋）

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