中国外務省の洪磊報道官は26日北京で、日本の安倍晋三首相がEUの対中国武器禁輸を支持したことについて、「日本は精神状態を正し、隣国との相互信頼や地域の平和安定にプラスになることを多くやるべきで、その反対ではない」と述べました。
報道によりますと、25日、安倍首相は欧州理事会のファンロンパウ議長と電話会談した際、「東アジアの安全情勢が日増しに厳しくなる中、EUの対中武器禁輸維持は不可欠なことだ」と述べました。一方のファンロンパウ議長は、「EUは立場を変えることはない」と述べました。
洪磊報道官はまた、「禁輸解除問題での中国の立場は一貫している。EUの対中武器禁輸は、中国とEUの関係発展の現状に合致せず、平和、発展、協力という世界の流れにも合致しない。EU側が一日も早く中国とEUの関係においてあってはならない障碍をなくすよう希望する」と述べました。(玉華、大野)
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