会員登録

<全人代>中国の農産物 合格率は96%

2013-03-12 15:08:10     cri    

























autostart="true"



















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20130225ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"














width="300"




height="44">

 中国には、「民は食を以って天となす」ということわざがありますが、ここ数年発生した食品の安全に関わる事件は国民の食生活を脅かしています。中国の陳暁華農業次官は11日北京で、「中国の農産物の合格率は毎年96%以上を保っている。また、今後3つの重要な措置を講じて農産物の品質問題に対処する」と述べると共に、「2013年、中国は食糧の10年連続増産の実現に努力する」との目標を明らかにしました。

 これは、陳農業次官が第12期全国人民代表大会第1回会議の開催期間中に開かれた「農村の発展の活力増強 食糧と農業生産の安定的な発展」をテーマとした記者会見で述べたものです。

 陳農業次官は、「全体的に見れば、農産物の安全性は基本的に安定しており、徐々に好転している。毎年行われている農産物の品質モニタリングの結果では、合格率はいずれも96%以上を保っている。農産物の安全性は国民の健康に関わるものであり、わずか1%の問題であっても、100%の力を入れて是正しなければならない」と強調しました。

 陳農業次官によりますと、今、中国の農産物の品質をめぐる状況は楽観視できません。生産・経営方式の遅れと違法・犯罪コストの低さ、処罰の欠如などの原因で、食品の安全性に関わる事件が度々発生しています。添加物の不法使用や薬物の乱用、基準を超える残留農薬などの問題に対して、今後農業省は一連の措置を講じていくということです。

 「まず、法の執行と管理を強化する。特に問題のある産地や農産物に対して集中的な是正を行う。次に、生産の基準化を推進し、製品の遡及調査を実施する。農産物の安全性を根源から保証する。そして、検査・測定体系の構築と法の執行を担うチームの訓練を強化する。たゆまない努力を続けることで、中国の農産物の品質は更に保証されるだろう」と、陳農業次官は述べました。

 現在中国で最も注目されている食品は粉ミルクです。これについて、陳農業次官は、「農業省はさまざまな措置を講じて、粉ミルクの品質をその根源から保証していく」とし、牧場の管理強化や集乳場と集乳車の整備を行い、1/3近い集乳場が取り締まられたことを明らかにしました。また、「各関係部門と協力して、中国の乳業界の受動的な状況を改善したい」と語りました。

 中国人が懸念している遺伝子組み換え技術について、陳農業次官は、「中国は生物学的安全性の問題を非常に重視しており、遺伝子組み換え製品の安全性を保証するため、明確な規定と基準を定めた。中国の現在の遺伝子組み換え技術は、管理・監督のプロセスにおいても、評価体制や基準においても、世界をリードしている」と紹介しました。

 世界の7%の土地で世界の22%の人口を養っている中国ですが、都市化の加速に伴い、食糧の安全性を如何に保障していくかについて、世界が関心を寄せています。陳農業次官はこれについて、「中国の食糧生産は、9年連続で増産し、去年の食糧総生産量は5億8955万トンに達した。水稲、小麦、とうもろこしの自給率は98%前後で、輸入量は中国の食料総生産量の2%に相当する量に過ぎない。つまり、食糧安全は保障されている」と語りました。白昊、中原)

関連ニュース
関連リポート
v 「中国、輸出農産物の安全性を重要視」 2011-06-20 14:33:31
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS