中国国家発展改革委員会の張平主任は6日、第12期全国人民代表大会第1回会議の記者会見で、7.8%に達した2012年の中国経済成長率を積極的に評価しました。
張平主任は「経済発展が安定し、産業構造を改善させ、物価の安定を維持し、国民生活の改善を得た」という昨年の経済情勢を評価した上で、「昨年、経済成長を牽引する国内消費の役割が投資を超えた。今年も、引き続き経済成長を促す基盤として消費の役割が発揮されるだろう」と述べました。
また、「経済成長の推進において、投資も重要な役割を果たしている。中国は発展途上国であるため、工業化や都市化、情報化、農業の現代化を推し進めている段階にある。今の中国にとっては、大きな投資需要が存在している」と指摘しました。
更に、「これまで5年間、中国経済は安定的でありながらも、やや早い成長を維持し、年間平均成長率が9.3%に達した。経済規模は3つの階段を上った。2008年は30兆元(日本円でおよそ435兆円)、2010年は40兆元(日本円でおよそ580兆円)、2012年は50兆元(日本円でおよそ725兆円)を上回った」と述べました。(万、山下)
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