第12期全国人民代表大会第1回会議は5日午後、政府活動報告が審議しました。
この報告は、今年の中国の消費者物価指数の上昇率はおよそ3.5%になるとしています。中国国家統計局の馬建堂局長は、「今年の物価は全体的には条件付きで安定を保つだろう。経済の成長は昨年の第四四半期の好調ぶりを継続するにちがいない」と述べました。
消費者物価指数の動きに影響を与える要素について、馬局長は「上昇に影響する要素には、輸入性インフレと先進国が取っている金融緩和政策がある。そして上昇を抑制する要素として中国には適切なレベルに抑える条件が整っている。すなわち、食糧の数年連続して増収したこと、工業製品の供給が需要を上回っていること、穏健な通貨政策の実施などがある」と強調しました。
統計によりますと、2012年第四四半期の中国のGDP・国内総生産は昨年同期より7.9%成長しており、これは四半期としては2年3ヶ月ぶりでした。また、昨年年間の消費者物価指数の伸び率は2.6%にまで下がりました。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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