第12期全国人民代表大会第1回会議が5日、人民大会堂で開幕し、国務院の温家宝首相が政府活動報告を行いました。これまでの5年間の活動を振り返り、温首相は「これまでの5年間、私たちは両岸関係が重要な転換を成し遂げることを促し、両岸の直接の通信、通商、通航を全面的に実現させ、両岸経済の協力枠組み協議に調印し、両岸の全面的な交流と両岸関係の平和的発展という新しい場面を作り出した」と指摘しています。

さらに、「中央の対台湾活動の重要方針を堅持し、両岸関係の平和的発展という重要な思想を全面的に貫徹し、両岸関係の平和発展に向けての政治、経済、文化、社会基盤を強固にし、深めていくことにより、心を一つにして、中華民族の偉大なる復興のプロセスの中で祖国の統一を実現していく」と語りました。（Yan、山下）